有島武郎的兒童文學之兒童形象─以「一串葡萄」、「差點溺死的兄妹」、「火災與狗兒」為中心─

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題名:	有島武郎的兒童文學之兒童形象─以「一串葡萄」、「差點溺死的兄妹」、「火災與狗兒」為中心─
作者:	江立詩
貢獻者:	日本語文學系
關鍵詞:	兒童文學有島武郎一串葡萄差點溺死的兄妹火災與狗兒
日期:	2010
上傳時間:	2011-10-31 12:37:53 (UTC+8)
摘要:	此篇論文將探討大正時代的文學作家「有島武郎」，從有島的獨創童話中選取三部，透過作品中兒童的心理變化，來分析其兒童形象。 1920年發表的〈一串葡萄〉是有島武郎第一篇獨創童話，也被稱為有島兒童文學的代表作。在於講述主人翁偷了同學的水彩顏料，生動地描述出其內心的天人交戰。級任女老師愛的教育，讓後悔不已的主人翁得以獲得心靈上的救贖。而在1921年發表的〈差點溺死的兄妹〉中，到海邊戲水卻不慎被海浪捲走的三人，生死一瞬間主人翁選擇先拯救自己的性命。雖然三人最後都平安無事，主人翁卻不斷自責自己拋下年幼的小妹先救自己的決定。最後，在1922年發表的〈火災與狗兒〉是有島生平中最後一篇童話。夜晚，因狗兒不斷吼叫，才讓在睡夢中的一家人驚覺發生了火災。火災撲滅後過了三天，主人翁才察覺不見狗兒的蹤影，經過一番搜索後發現狗兒倒臥在火災殘骸中。看見重傷的狗兒，主人翁自責自己沒有即時想起這無可取代的好夥伴。本研究透過作品中兒童內心的變化與掙扎，加入作者的生平以及體驗，來探討有島童話中的兒童形象。針對各篇作品的主人翁的內心變化做分析，並針對作品中的救贖之角色進行分析。最後舉出三篇作品的共通點做說明，並試著探討有島童話的特色。拙論は大正時代の作家「有島武郎」に注目し、有島の創作童話の中から三篇を取り上げて、作中の児童の心境の変化を通して、その児童像を分析するもの。 1920年の「一房の葡萄」は有島の初創作童話で、有島童話の代表作と称されている。この話は主人公が級友の絵の具を盗む事件を通して、その心の葛藤を見事に描いたもので、女教師の愛の教育により主人公は精神的に救われた。1921年の「溺れかけた兄妹」では水遊びをしている三人は波に引かれて、溺れかけるところだった。生死の狭間にて主人公は先に自分の命を救うことを選んだ。結果として三人とも無事だったけれど、主人公は永遠に自分を責め続ける。1922年の「火事とポチ」は夜中、ポチの鳴き声で眼を覚まし、火事だと気づいた。後始末が済んでから三日後、ようやくポチの姿が居ないのに気づいた。焼け跡に倒れて、重傷を負ったポチを見た主人公はどうして自分はこのかけがえのない友のことを忘れたのか、と深く後悔する。児童の心境の変化と葛藤を通し、さらに作者の生い立ちや体験を加えて、有島童話における児童像を探求する。まずは各編の主人公の心境の変化について分析し、作中の救いの役割について研究する。最後に三作における共通点を取り上げて分析し、有島童話の特色について探求してみる。
顯示於類別:	[日文系所] 博碩士論文

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